転職エージェントやヘッドハンターから声がかかったり、既に利用している中で断り方についてよくわからないという人もいると思います。
転職エージェントへの断り方はわきまえておくことで、将来損をしてしまったり、自分の信用がなくなってしまうこともあるので注意が必要です。また中途半端に断ってしまったりすると、断った後もしつこくアプローチされるようなことも起こりうるので気を付けましょう。
ここでは、パターン別に転職エージェントの断り方を解説していきます。
転職エージェントの断り方:内定後/内定辞退の伝え方
内定をもらうと、条件に付いての読み合わせを行うためオファーミーティングが実施されます。検討するのに1週間程度時間をもらうのが一般的ですが、ここからは転職エージェントとしてはなんとか候補者のあなたに承諾してもらいたいところなのでクロージングをしにくるでしょう。
転職エージェントにとっては、成果報酬型で承諾して初めて成果報酬が発生するため、オファーを断られてしまうと今までサポートしを対価としてもらえないことになります。
しかし、クロージングの押しが強いからといって、最終的に自分が行きたくないという判断をするならきちんとした理由を添えて断らなければいけません。明確な理由と承諾しないポイントを伝えておきましょう。
また、次のポジションの紹介に持つながるため、今回承諾しなかったポジションがどういう条件であればよかったかなど伝えましょう。
これまでのお礼を伝えるとともに、また将来的に機会があればお願いするような形でお断りしておくのが良いでしょう。
関連記事:転職エージェントに内定辞退をうまく伝える3つの方法とやってはいけないこと(回答例あり)
転職エージェントの断り方:選考途中での断り方
選考途中でほかの企業からオファーが出て決まった場合のケースです。
ポイントとしては、まずこれまで対応してもらったことに対して感謝をきちんと伝えることです。連絡せずに選考が設定されたままになってしまったり、急に音信不通になるのはよくありません。
あなた自身の情報が転職エージェントのデータベースに登録されているため、そういった対応をされたことを履歴に残されてしまい未来永劫残ってしまうこともあります。社会人として最低限のマナーは遵守しましょう。
転職エージェントの断り方:紹介案件の断り方
紹介されたポジションが興味がないポジションだったり、マッチしていないポジションの場合は断りましょう。すべての紹介案件に応募する必要はありません。ただし断る際には以下に注意していきましょう。
- まず紹介してもらったお礼
- フィードバックと今回応募しない理由
- 希望ポジションについてずれがある場合は伝える
このように伝えることで次のポジションの紹介にもつながり建設的なコミュニケーションが取れるようになります。
転職エージェントの断り方:しつこいコンサルタントやヘッドハンター
どこからともなく現れ、しつこく応募しろと言ってくる転職エージェントも中にはいます。こういったコンサルタントに付き合う必要はありません。
特に面識のないのに声をかけてきてJDだけ送り付けてくるようなコンサルタントは返信する必要もないでしょう。
また、きちんと登録した転職エージェントであっても、一度応募を断った企業を何度もしつこくすすめてくるエージェントもいます。そういったエージェントには、断った理由を明確に伝えましょう。そうすることにより、より希望条件に近い案件を紹介してくる可能性もあります。
個人の登録情報をデータベースから削除してもらう
転職活動が終わったのにしつこく連絡してくる転職エージェントには、登録内容(個人情報)をそのエージェントのデータから削除してもらいましょう。
転職エージェントではコンサルタントが自社のデータベースからふさわしい候補者を探して連絡をとることが一般的です。データベースに存在する限り当てはまる場合は連絡がくる可能性があります。
削除までいかなくとも、連絡をしないように伝えることもできます。そうすると登録情報はそのままに「連絡厳禁」といったラベルが張られ連絡してはいけないことになります。
その場合は、また転職活動を再開するときにその旨担当コンサルタントに伝えればよいです。
転職エージェントがしつこい場合におすすめのプラットフォーム ”ビズリーチ”
ビズリーチでは、全国のヘッドハンターや企業の採用担当者が登録していて候補者を探しています。あなたの職務経歴を登録しておけばマッチングした案件がある場合に声をかけてきます。マッチングしていることが条件で話がくるため、しつこくほかのコンサルタントが声をかけてくるといったことはありません。あくまでその案件に対して自分が応募したい/したくないの意思表示をすればいいのです。
転職サイトの【BIZREACH(ビズリーチ)】の公式サイトを見る
まとめ~転職エージェントの断り方はマナーを守る~
転職エージェントにきちんと断る際の対応についてまとめました。
- 自分の希望条件を明確に伝えておく
- 紹介された案件がなぜ希望と違うかを明確に伝える
- オファーをもらった場合は条件が合わない部分を明確に伝え断る
- 断る際にもいままでのお礼を伝える
選考途中で音信不通になったり、今までお世話になったコンサルタントとの連絡を急に絶つようなことは最低限のマナーとして避けましょう。
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