転職エージェントを使ったことがある方の中には、「なぜ上から目線で話してくるんだあのコンサルタントは・・・」「あのコンサルタントは、自分にはどう見ても合わない案件を複数すすめてくる」
というような、転職エージェントの対応にむかついた経験がある人もいのではないでしょうか。
もし転職エージェントの対応にむかつくような事があったとしても、感情的にならず冷静な対応をしないと、逆に難あり候補者としてのレッテルを張られてしまうことがあります。エージェントの裏側と正しい対応方法について解説します。ぜひご参考ください。
対応の悪い転職エージェントの特徴
転職活動でエージェントを使う限り、一定の確率で態度の悪いコンサルタントや強引に応募させようとする、一方的な対応のむかつくコンサルタントは存在します。以下のような特徴を持ったコンサルタントは私自身も経験したことがありますし、よく被害を受けたと声にあがる特徴になります。
むかつく転職エージェントの特徴
- まったくマッチングしない案件を送ってくる(時間の無駄)
- 人の話を聞いていない
- 送りつけるだけ送り付ける
- 応募を急かしてくる
- 上から目線
- クライアント都合
- 書類選考通らなければ連絡がこなくなる
- オファー決定後急に連絡がこなくなる
- むこう都合でしか連絡がこない
これらの特徴の共通点としては「一方的なコミュニケーション」「自分の思った方向に動かしたい(利益になる方向)」という二つに集約されます。
2022年転職エージェントにむかついている人の数
ちなみに2022年はこれくらいむかついている人がいます。
対応の悪い転職エージェントに対しての3つの最強対処法
1.明確に間違いを伝える
一方的に案件を押し付けてくるコンサルタントには明確に何が違うのか、どういう案件を求めているのかを再度伝えてみましょう。
それでも改善しない場合は反応する必要はありません。それでも良い案件があり、応募したい場合は、コンサルタントを変えてもらうよう、そのコンサルタントの上司にあたるマネージャーなどに依頼してみましょう。
2.転職エージェントを乗り換える
コンサルタントがあまりにひどい対応で、特に応募したい案件もない場合は、即座に転職エージェントを乗り換えましょう。世の中にはそれぞれの転職エージェントに多くのコンサルタントが在籍しています。自分にあったコンサルタントに出会うことが転職成功の秘訣の一つでもあります。
3.選択肢を増やす
一つの転職エージェントに依存せず転職活動をすすめることも可能です。転職エージェント以外にも応募手段の選択肢を増やすことで、転職活動でリーチする企業の数も増えます。
- エージェントは複数使う
- 転職サイトを使う
- 自己応募やリファーラル採用もする
転職エージェントにむかついても絶対にやってはいけないこと
激しいクレームをダイレクトに担当に言う
怒りのあまりダイレクトに担当コンサルタントに怒涛の如くクレームを言う人がいますが、それをやってしまうと、エージェント内部で登録されている候補者の登録データに人間性などの評価項目があり、その点数を低くされてしまうことがあります。結果的に仕事紹介がなくなったり、問題人物としてエージェントのデータベースにずっと残ってしまいますので控えましょう。
転職エージェントと言ってもたくさんのコンサルタントがいますし、人によって合う合わないやスキルレベルがまちまちです。
もしその転職エージェントをまだ使いたいのであれば、マネージャーに話して他の人に変えてもらうなどの対応にとどめておきましょう。
他の転職エージェントに同じ案件をもっていく
一般に転職エージェントでは、企業に最初に候補者を紹介した時点でむこう1年間(期間はクライアントとの契約による)は、他の転職エージェント経由でその候補者が入社した就業した場合でも、最初に紹介したエージェントの成果になってしまうという契約があります。
つまり、最初に使っていたエージェントがすでにクライアントに書類を送っていたら、その時点からは他のエージェント経由に応募を変えて内定をもらっても、結果的にあなたがむかついたエージェントに報酬が行くことになります。
一度応募してしまった案件で、どうしてもその企業の選考を進めたい場合は、同じ転職エージェント内でコンサルタントを変えてもらうくらいにとどめておくのが良いでしょう。
エージェントをついつい攻撃してしまった場合
転職活動を終えたと伝え、データベースから自分の情報を消してもらうよう依頼しましょう。
これをやらないといつまでもクレームをした内容がデータベースに残り、どんな優秀なコンサルタントが後で見てもあなたに連絡がこなくなります。
特に大規模なエージェントは将来またお世話になる可能性もあるので、一度消去してもらい、またしかるべきタイミングが来た時に改めて登録する、という流れを取りましょう。
決して怒りっぱなしで、去らないようにすることです。狭い業界ではエージェント仲間内で噂になることもありますので注意しましょう。
むかつくエージェント体験談
Twitter上ではエージェントに怒り心頭したユーザーの声がたくさんありました。
参考に何個かピックアップしてみます。
ちなみに私個人の体験談も一つ紹介します。
同じ転職エージェント経由で2社から内定をもらいました。少し悩んで決めようと思っていた矢先、悩んでいる最中にもう一人の〇さんにオファーが決まりました。(同じエージェントからの紹介で僕の後に内定が決まった人)
なのであなには、〇社のオファーを取る方向で進めていただきたいです。(半強制)
つまり、私が〇社を取ることにより、そのエージェントとしては2社決定分の報酬をもらうことができるので利益としては最大になるわけです。
社内的な調整をされて、結果的に候補者が被害をうけるという最悪なパターンでした。
私は、オファーは辞退、違うエージェント経由で他オファーを獲得しました。
効率的に自分にあった転職エージェントを探す方法
複数エージェントに登録するためには、何度も履歴書や職務経歴書を送らなければいけませんので非効率です。
登録フォームもエージェントによってまちまちで時間もかかってしまいます。
効率的に複数エージェントと出会うには、スカウトサイトなどに一括登録をすることです。一回の職務経歴や履歴の登録ですみます。
そもそも、転職エージェント業はとても俗人的なので、エージェントの看板で探すというより、自分にあったコンサルタントがいるかどうかの方が大切です。
スカウトサイトに登録すれば、会社の看板に関係なく良いコンサルタントに出会える確率も上がりますし、ビズリーチなどではエージェントの対応がランクでも示されているので、事前にある程度の信頼性も分かります。
声がかかっても返信義務などありませんので、一度登録してみることをおすすめします。合わなければすぐに退会もできます。
※スカウトサイトについて詳細はこちらもご参考ください→「転職で成功するにはスカウトサイトを使い倒す!」
おすすめの転職サイト
ビズリーチ
日本最大級のスカウトサイトです。
効率よく、そして、自分にあった案件に出会いたいのであればまずはビズリーチへの登録はおすすめします。
転職サイトの【BIZREACH(ビズリーチ)】の公式サイトを見る
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)は、ビズリーチよりも日系企業の案案件が多い印象です。まだ、ビズリーチに比べて転職希望者の登録数が少ないので競合度は低いかもしれません。
まとめ
どんなに許せない態度を取られたとしても感情的になって攻撃してはいけません。後々そのエージェントのデータベースに残ってしまい内容によっては、二度と案件を紹介してもらえなくなることもあります。
万が一攻撃してしまったとしても、データベースから一度消してもらうよう依頼しましょう。また、対応もかなり人によって違うのでそもそも自分にあうコンサルタントばかりではないことを理解したうえで付き合うようにしましょう。
良いコンサルタントに合うには複数のエージェントと話したりする必要がありますが自分に合ったコンサルタントとの出会いはキャリアを変えてくれます。面倒な場合は、スカウトサイトなど一回の登録ですむサイトに登録してみましょう。
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