20代転職

「会社に行きたくない…」「仕事したくない…」状態を改善するパターン別全対処法9選とFAQ

会社行きたくない仕事したくない人
「会社に行きたくない・・・」「仕事したくない・・・」と思う一方で会社が楽しくて仕方がない人がいることも事実です。
あまりに憂鬱になってしまうような状態が長期化し体調を崩す前に解決しておきましょう。
原因と解決法、よくある質問集(FAQ)も集めましたのでご参考ください。

「会社に行きたくない」「仕事したくない」と思うには大きく分けて3つの理由がある

仕事に行きたくない仕事がしたくない理由は大きく分けて3つに分かれます。一つ一つ紹介していきます。

①仕事でプレッシャーを感じている

  • 失敗したくない(してしまった)
  • 上司からのプレッシャーを感じる
  • 人目につく仕事をプレッシャーに感じる

②職場や仕事が合っていない

  • 今の仕事にやりがいを感じない・飽きている
    今の職場の文化が自分に合ってない →会議が多い、体育会気質、自由すぎる社風 など
    職場の人間関係が良くない
    やりたくない仕事をやっている
    他にやりたいことがある
  • 職場が通い(通勤に時間がかかる)

③(その他)体調不良

  • ストレスで体調を崩している
  • メンタル疾患の可能性(朝起きれないと言う人は特に)

「会社行きたくない」「仕事したくない」時の解決策①:プレッシャーを感じている

「会社行きたくない」「仕事したくない」原因を考える

なぜプレッシャーを感じているかを明らかにする

まずは自分が何によってプレッシャーを感じているかを理解しましょう。プロジェクトを期限までの終わらせなければいけないプレッシャーなのか、そもそも自分の立場的なものなのかを考えてみましょう。

プレッシャーが一時的なものか長期的なものかを明らかにする

自分がプレッシャーを感じているのは一時的なものでしょうか?ずっと続くものでしょうか?一時的なプロジェクトで締め切りを厳守しなければいけないというのであればそれは一時的なものでしょう。

しかし、営業で成績が常に評価の対象になるポジションであれば話は別です。特に成果報酬の割合が高い会社にいる方は常にプレッシャーと対峙しなければいけません。そもそも自分が必要としているプレッシャーなのでしょうか。

前者であれば先は見えるかもしれません。後者であれば社内での異動や転職を考える必要があります。

プレッシャーを解消できる「行動」を明らかにする

多くの不安は行動不足から生まれます。よって、何がプレッシャーや不安の原因となっているかを紐解いてみて不安を解消するような行動をする必要があります。
何が具体的に必要な行動かを知るには「Why」を5回質問してみて、最小単位でどんな行動が必要なのかまで分解してみましょう。そこまであればあとは行動あるのみです。

「会社行きたくない」「仕事したくない」時の解決策②:職場や仕事が合っていない場合

部署を異動する

自分が今所属しているチームや部署内の人間関係や仕事の内容の問題で、異動の余地がある会社であれば上長や人事に掛け合ってみましょう。

それでも異動は厳しい場合、転職の可能性も視野に入れ、まずは情報収集から進めておきましょう。

副業をする

ずっと心の中にやりたい仕事はあるけどいきなり正社員として仕事にすることが厳しい。リスクがあっていきなりの方向転換は難しい。こういった場合は副業から始めてみることを検討しましょう。

今の時代、SNSを活用したり、フリーランスで仕事を請け負うことのできるプラットフォームが多数存在しますのでミニマムで仕事を始めることが可能です。

プライベートを充実させる

プライベートを犠牲にしてきた人はずっと秘めてきたやりたいことにチャレンジしてみましょう。多くの場合、プライベートで楽しみが増えることにより楽しみにすることが増えて仕事から良い意味で視点をずらすことができます。

仕事をする自分もプライベートの自分も同じ一人の人間ですから、両立してバランスが取れることで心身ともに充実してきます。

転職する

今の会社の文化が合っていなかったり、次にやりたい仕事が明確にできた人は転職を検討しましょう。長期的に見て、今必要のないストレスに対峙している人もそこで消耗する必要はありません。

環境を変え、新しいチャレンジをすることには苦労も伴いますが、同時に新しい経験を積み自分自身の価値を上げるためのチャンスにもなります。

「会社行きたくない」「仕事したくない」時の解決策③:自分の体調に原因がある場合

体調悪く「会社行きたくない」「仕事したくない」医師の診察

医師に診てもらう

体調に異変を感じたら、まずは深刻な状態になる前に医師に診てもらいましょう。仕事には体が一番の資本ですが、予防という行為には緊急性がありませんのでついついメンテナンスを怠りがちです。早め早めの行動をお勧めします。

休職させてもらう

仕事行きたくないという状態が長期化していてかつ、原因がなかなか分からないと言う人は休職させてもらうことも一つの手段です。

その際、医師のところで診断書をもらえば正式に休務届を出して休むことができるのが一般的です。軽度のメンタル疾患などは「適応障害」などの診断書を出してもらえるケースもあります。

「仕事行きたくない」「仕事したくない」時に転職するべきかを見極める方法

「仕事行きたくない」「仕事したくない」時に転職するべきかを見極める

将来のキャリアゴールを考え今やるべきことかどうかを考える

自分が5年後や10年後の将来どのようなキャリアを迎えたいのかを改めて考えてみましょう。そのうえで、ゴールまでに必要なスキルや経験などの目標を書いておきます。

それらと照らし合わせて、今やっている仕事は通過点として必要なものかを考えます。

必要でない、あるいはすでに必要な経験は身に着けているといった場合には転職を検討してよいフェーズです。

次のステップで必要なスキルや経験が明らかな場合はどういった職場が選択肢としてあるのか転職エージェントなどの第三者機関に相談してみましょう。

今の職場でのストレスの原因を考える

ストレスの原因が何かを明らかにしておきましょう。

ストレスの原因には、「文化が合ってない」「仕事があってない」「人間関係がうまくいってない」「残業が多すぎる」「上司に認められない」などさまざまあります。

どれがストレスの原因かを明らかにしましょう。

明らかになった原因を解決するためには、根本的に環境を変える必要がある問題なのか、それても現職にとどまり上長など社内でアクションすることで解決する問題なのかを明らかにします。社内でどうにもなりそうにない問題の場合は、転職を検討して良いでしょう。

今の仕事が自分の価値観にあった仕事か考える

これは究極の質問ですが仕事自体がそもそも自分の価値観とは違う仕事の場合、それは間違いなく転職するべき状況と言えます。

例えば日ごろから人と接して、人々に感謝されることがしたいと思っている人が、黙々とPCの前に座りプログラミングをするような仕事をしているとストレスはたまるはずです。

給料が良いからといって我慢して現職をやっている人もいますが、精神にかかる負担を考えると長期的に考えるとマイナスな点が大きいはずです。

この場合の解決方法としては、プログラマーから、人と接するようなIT系のサポートデスクやフロント側の営業職になる、などの近場で職種の方向転換を検討することはできます。

じつは自分の価値観を理解していなかったばかりに選ぶ職種を間違えたという人は私の周りにも多くいます。

今のうちに自分自身の価値観や経験を棚卸して、早いうちに方向転換をすることが必要です。

「仕事行きたくない」「仕事したくない」時に取るべき転職までのステップ

「仕事行きたくない」「仕事したくない」時に取るべき転職までの5ステップ

1.まず転職の目的を決める

まずは前述したように自分が将来的に行きたいキャリアゴールを明確にしておきましょう。そのうえで明確に、今回の転職の目的を決めます。

目的は最初はたくさん並べてみても良いですが、最も優先するべきことを一つ絞っておくことが後々の転職の成功を左右します。

2.転職エージェントなどで情報収集をする

目的に沿った転職が可能となる対象企業やポジション、自分自身の市場価値やニーズについて情報収集をする必要があります。

特にあなたの職種領域に特化した転職エージェントは多くの転職希望者を支援しているのでいろいろと情報を教えてくれるでしょう。

また、転職サイトやLinkedinなどで掲載されているポジションを見るだけでもあなたの希望職種の希望給与レンジなどが分かったりします。

3.できるだけ複数の転職エージェントに登録して応募する

総合系の転職エージェントや職種や業界に特化した転職エージェントに登録し情報収集をしましょう。

クライアントに偏りがあったり、相性の良いコンサルタントに出会うためにはできるだけ複数の転職エージェントに登録することをお勧めします。こちらの記事もご参考ください。

転職エージェントは使うな?使ってはいけない人の見極め方3選といきなり良いエージェントに出会う方法

4.複数社内定をもらい選択する

複数の転職エージェントに登録し気になる企業にはできるだけ応募してみましょう。面接や選考のスケジューリングはキャリアコンサルタントが調整してくれます。

できれば同時に複数社内定をもらえるように勧めることが理想的です。

複数社の転職エージェントに登録しておくと、どのエージェントもあなたに内定をもらってほしいので採用企業側に推薦してくれます。1社だけですと、内定が取れそうな一社に集中してしまい、複数社からの内定は取れなくなる可能性もあります。

5.最終的にどこに行くか決定する

2社以上から内定を取れれば、条件交渉が容易になります。

例えば、A社は仕事内容的には魅力的だけど、給与がB社より低い、といった場合、A社の給与を上げてもらうよう転職エージェントに言えば交渉してくれます。

最終的には、転職エージェントからの押しも強いと思いますが、はっきりと断るべきところは断り、あなた自身が判断して転職先を決定する必要があります。

「仕事行きたくない」「仕事したくない」時にすぐに転職するべき人の特徴

ストレスを激しく感じている

過度のプレッシャーなどからストレスを感じていることが原因で、「仕事に行きたくない」「仕事したくない」という場合は、そもそもの会社との文化があわない可能性があります。原因をよく考え、自分のメンタルや体調に支障をきたす前に転職することをお勧めします。

また、実際に転職せずとも、転職活動を行い選択肢を持っておくと心に余裕が生まれることもあります。一度転職エージェントに相談してみましょう。

メンタル疾患の初期症状が出ている

特に朝なかなか起きれない人や、けだるく「仕事がはかどらない」と言う人はうつ状態に陥っている可能性があります。手遅れになる前に医師の診断を受け、必要に応じて一刻も早く現職から離れることをお勧めします。

パワハラを受けている

パワハラが常態化している会社は今の時代にもたくさんあります。そのような会社にいて心身を疲弊する必要はありません。「仕事に行きたくない」「仕事したくない」原因が一刻も早く退職する準備をしましょう。

弁護士に相談したり、退職代行サービスにお願いすれば自分が会社側と話す必要なく退職することも可能です。

残業が常態化して逃れる術がない

残業が常態化していて改善される気配がない。そもそも上層部はそんな現場の状況を理解していない。このように社員を大切にしない会社で時間を費やす必要はありません。健全な範囲で仕事ができる会社に転職しましょう。

転職エージェントにワークライフバランスを最重要視する旨伝えれば、その軸で候補のポジションを紹介してくれますので活用してみるのも選択肢です。

「仕事行きたくない」「仕事したくない」時、今すぐにでも退職したいという人

すぐにでも退職する理由があるという人で、会社に言い出しにくい場合は「退職代行」を使うことをおすすめします。

退職代行は、退職の意思表示を出すところから、返却物の送付、退職日までの有給消化の日程調整まですべて任せることができます。煩わしいことが一切ないのでノーストレスで退職することが可能です。

退職代行CLEAR(クリア)

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→関連リンクURL:【2024年最新版】転職した方がいい会社の特徴17選と業界別離職率

「仕事行きたくない」「仕事したくない」人によくある質問(FAQ)

質問:毎朝仕事に行きたくないと思いながら出社しています。自分のやる気を出すためにはどうしたら良いでしょうか?
回答:毎日そのように思うのであれば根本的にその仕事をやること自体が長期的に見て合っていない場合があります。しばらく籍を置いている会社でそのようになっているのであれば、違う新しい仕事をやるべきタイミングなのかもしれません。籍をおいて間もない会社の場合は単純に企業文化があっていない会社という可能性もあります。中長期のキャリアゴールを見直してみて、今の仕事が本当に今時間を費やす仕事なのかどうかを見極めてみましょう。場合によっては、異動願いや転職という選択肢を取るべき状態かもしれません。また、朝なかなかやる気がでない、憂鬱になってしまうことが長期化している場合は、自覚症状のないままメンタル疾患を患っている可能性もあります。あまりにも長期化している場合は重症化する前に医師の診断を受けましょう。

質問:仕事自体は自分がやりたい仕事でしたが、パワハラが常態化している職場で、すがどのように対処すればよいのか分かりません。
回答:人事に相談しましょう。また、そのようなパワハラが一人の人によって行われているのか、そもそもそういう風潮の職場なのかによって退職も視野にいれるべきです。話にならないような場合は、退職代行に相談するという手もあります。

質問:人間関係が悪く、退職の相談などはせずにすぐ退職したいと思っています。このような場合、どのように退職する方法をとればよいでしょうか?いざこざなくきれいに辞める方法などがあれば教えてください。
回答:基本的には、辞めることをきっぱり上司に伝えるということが大切ですが、上長や人事に退職の話などをするのが嫌だと言う方は、退職代行を使うという方法があります。退職代行は1~5万円の有料サービスですが、使えば一切自分が会社側と会話する事なく有休消化まで交渉してもらい退職することができます。非常に便利なサービスですので検討してみることをおすすめします。

質問:仕事に行きたくないという気持ちが強く、日中仕事が手につかないくらいです。会社に迷惑が掛かってしまうので辞めた方が良いかと思っていますが、収入が途絶えることも厳しいのでどうしようか悩んでいます。
回答:まず仕事に行きたくない理由を明確にしましょう。職場環境なのか、それとも自分にとって本位でない仕事をしているのかをまず考えましょう。前者である場合は転職を検討した方が良いでしょう。後者である場合は、異動やポジションを変えてもらうことが可能なのか上長に相談してもらい、それが実現できないのであれば転職をするという流れでも良いと思います。

質問:仕事で次の目標が見えてきていて、今の仕事を続けることにモチベーションを感じなくなってしまいました。とても忙しいので転職の準備などしている間もないのですが、どのように進めれば良いでしょうか。
回答:次の目標が見えているということはとてもポジティブなことです。転職ということも視野に入れているようなので、忙しい中でもまずは転職エージェントなどに登録して情報収集をすることが最初のステップです。次のチャレンジにどういった選択肢があるのか転職エージェントに聞くことで自分が進む方向性がより具体的になります。一社一社転職エージェントに登録するが難しい方は、ヘッドハンティング型のスカウトサイトに情報を登録しておきましょう。マッチングした際にヘッドハンターや採用関係者の方から声をかけてきます。効率よく転職することが可能です。また、転職エージェントとは自分の相性や、どんな採用企業と関係構築しているかなどあるので、可能であればできるだけ多くのコンサルタントと出会い話してみることをお勧めしています。

「仕事行きたくない」「仕事したくない」解決方法まとめ

会社行きたくない 仕事したくない人は以下の手順でそのような状況から逃れましょう。 

  1. まず原因を知る
  2. 転職するべきかどうか見極める
  3. 転職エージェントなどに登録して情報収集
  4. すぐに辞めたい人は退職代行を使う

もちろん転職するだけが解決策ではありません。場合によっては会社に異動願いを出したりすることで解決することもありますし、プライベートに割く時間を増やすことも解決策になることもあります。

まずは原因が何かを明確にしてから、適切な手段を取りましょう。

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